検察から呼び出されたのは平日の夕方です
夕方と書いたのは、一般的な会社員の就業時間後の時間を指定されたからです
僕が会社を退職して無職になったことを知らず、平日の日中をあえて避けてくれたのか、検察官のスケジュールが空いている日時がたまたまその時間帯だったのかはわかりません
その日のうちに処分が言い渡されるのか、されないのか、個人的には一回で終わった方がいいのですが、その辺のところはインターネットで調べてみても明確な回答はありません
そこで、事前に弁護士に相談してみました
弁護士の回答としては、一度で終わることは基本的にはないとのこと
おそらく当日は事情聴取で終わり、後日処分が言い渡されるだろうと言われました
インターネットでは、どちらかというと微罪の場合は基本的に一度で終わるという書き込みが多かったのですが、それらとは異なる回答でした
当人が罪を認めているのか否認しているのかにもよるし、一般的な回答を求めるのは難しいところですが、僕としては複数回にわたって検察庁へ行かなければならないのは、素直に嫌でした
そして検察官の事情聴取には、警察の取り調べと同じく素直に偽りなく答える事
これに尽きると終始言われました
YouTubeでも検察官の聴取について調べてみましたが、当時の犯行状況を改めて聞かれる中で、警察に話した内容と食い違うことがあればすかさず追及されるようです
その時の回答を誤れば僕が信用に足る人物として見なされなくなり、検察官の心証が悪くなって、結果、処分が重くなることもあるようなので、まさに今後の人生を左右する時間になる可能性があります
人生が左右すると言っても、略式起訴による罰金刑で罰金の金額が上下する分には、一時の金銭的な負担が重いというだけで、その後の人生が左右することはありません
まずは、前科がつくかつかないか、これが一番気がかりな点です
起訴猶予で無罪なら前科はつかず、今後の人生にも大きな影響はないでしょうが、罰金刑以上の有罪なら、今後の就職活動に大きな影響があります
僕がやってしまったことは決して許されることではなく、反省しなければならないことは重々理解していますが、その中でも無罪になることができれば…と考えずにはいられません
検察官から何を聞かれてもスムーズに答えることができるように、準備が必要だと思いました