今、被害者に対して思う事

僕が通勤途中に女子高生を盗撮してから、季節が変わるくらいの時間が経過しました

現行犯逮捕ではなく、犯行から約3か月ほどたったある日、僕は警察に任意同行され、それから会社から自宅待機命令を受けて現在に至ります

会社に出勤して仕事をして家に帰る、そんな当たり前の日常はある日突然一変しました

警察のお世話になり、妻と離婚を話し合った末に離婚はせず、生活を再構築するチャンスを妻からもらいました

情けないことながら、家族を失いかけた状況になって初めてその大切さに気付き、今の僕の原動力は子供たちを育て上げて、妻と死ぬまで添い遂げることを目指して毎日取り組むこと以外にありません

一方で、先ほど僕の日常は一変したと書きましたが、それは被害者の女子高生も同様であることを忘れてはいけませんし、僕はご家族を含めて全く非がない方々に多大なご迷惑をおかけしてしまいました

被害者の女子高生とご家族にお会いして直接謝罪させていただくことは叶いませんし、現在どのように毎日を過ごされているかはわかりません

ひょっとしたら盗撮された恐怖心から外出できない状況に陥っているかもしれませんし、対人恐怖症に侵されているかもしれません

僕は性犯罪者からの更生のためにカウンセリングを受けていますが、先生が言うには被害者がカウンセリングを受けるケースもあると聞きました

あくまで想像上ではありますが、少なくともわかっていることは、僕は他人の人生に闇を落とす行いをしてしまったという事で、もう取り返しがつきません

見守るご家族の無念は計り知れませんし、示談に応じていただけないのも当然だと思っています

被害者とご家族だけでなく、妻や自分の子供たちの人生にも影響を与える行いをしてしまったことを心から後悔しています

今の僕にできることは、今抱いているこの思いを忘れないことと、再犯を犯さないことだと考えています

今後どこかのタイミングで検察から処分が言い渡されると思いますが、それがどのような内容であれ、もし一連の出来事が自分の中で風化してしまって、再犯を考えるようになったら、と考えると恐ろしくて仕方ありません

その延長上で我が家も以前の生活を取り戻すことができればいいと思いますが、おそらくそう簡単にはいかないでしょう

盗撮は自分を含めて多くの関係者の人生を一変させる可能性があります

もし、縁があってこのブログを見ていただいていて、これから盗撮することを考えている人がいたら、絶対に思いとどまってほしいです

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