僕の転職活動のスタンスは、以前の記事にも書きましたが、自分の不利益になることはこちらからは進んで話さず、もし聞かれたときには盗撮を犯して現在の状況あることを打ち明ける
というものです
僕は盗撮を犯した性犯罪者ですから、それを正直に打ち明けると門前払いされることが目に見えているので、それを避けるためにこのような進め方にすることに決めました
一方で、うまく転職することができた場合でも、後で盗撮の事実が明るみに出てしまった場合のリスクを抱え続けることになります
カウンセラーからは、「ばれたらそれはその時だ」というアドバイスをいただいたこともあり、このリスクに対しては腹をくくって、「ばれたら再度振出しに戻るだけだ」と考えるようにしています
その反面、「本当に性犯罪に向き合っているのか?」「反省していないのではないか?」という自責の思いも確かにあります
しかしながら、現状として家族を含めて生活していくためには仕事を見つけなければならないので、もし転職できたとしても、反省の気持ちを常に抱きながら今後生きていこうと考えています
そこで考えなければならないことは、面接官に転職理由を聞かれたときの返し方についてです
当然、一番の理由は「盗撮を犯したことによって今の会社を解雇される可能性があるから」ですが、これを正直に言うとそれで面接は終了でしょう
加えて、面接先の企業から転職エージェントに情報が伝達されれば、もう求人を紹介していただけなくなる可能性が高いと思います
つまり、盗撮とは別の理由を話さなければならないのですが、嘘はつきたくありません
そこで僕は、もともと今の会社に抱いていた不満点を、あながち嘘ではない転職理由として面接官に伝えることにしました
ちなみに、面接先の企業は、現在の会社と業種的には全く異なった接点のない会社です
職種はどうしても同じものになりますが、後からバレてしまうリスクを考えても理想的な会社でした
このチャンスを逃したくないと考えた僕は、面接に向けて入念に準備を進めました