盗撮によって懲戒解雇になったときのリスク

初めて警察のお世話になったときから、なんとなく解雇になるんだろうなと思ってここまで来ました

勤めていた会社は割と大きな規模の会社だったので、そういった不祥事には厳格に対応するイメージがあったからです

しかしながら、現実に会社から呼び出しがあって懲戒処分が現実的なところになると解雇されることが恐ろしくなってきました

一番は無職になってしまうこと

僕は大学を卒業して就職してからからこれまで無職になったことはありません

再就職先を選ばなければ何らかの職に就くことが不可能とは思いませんでしたが、「無職になってしまうかもしれない」という考えが方に重くのしかかっていました

二つ目は、再就職への影響です

インターネットでは懲戒解雇はサラリーマンの死刑宣告だ、という恐ろしい書き込みも目にしました

当然、前の会社を懲戒解雇された人間を積極的に採用しようとする会社はほとんどないと思います

刑事罰にも同じことがいえますが、面接試験では自分から積極的に懲戒解雇になったことを話さなくてもいいとはいうものの、隠しながら選考を受けることは心情的にも良いとは言えません

そして何より、隠したまま仮に採用となったとしても、懲戒解雇された事実がいつバレるかも知らない状況が、その会社に居続ける限りずっと付きまとうのです

採用先から離職票や退職証明書の提出を求められたり、人と人の繋がりでばれてしまったり、ひょっとしたら自分自身が口を滑らせてしまうことだってあるかもしれません

三つ目は収入が途絶えること

会社を解雇となっても雇用保険から失業給付があると思って調べてみたところ、懲戒解雇の場合の失業給付の待機期間は3か月あることがわかりました

それは要するに3か月間無収入になるということです

この間は収入がないうえに、健康保険や年金などの社会保険料を全額自分で納めなくてはなりません

ほんのささやかな蓄えはありますが、妻の収入だけではすべてを賄いきれないので、一刻も早く再就職しなければ家族の生活が破綻します

ですが、懲戒解雇された事実で再就職までの期間が長引いてしまうとなると、絶望的な状況になる恐れがありました

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