検察官の聴取②

前回の記事書いたように、検察官の聴取は警察が作成した供述調書に沿って、内容に誤りがないか確認しながら進んでいきます

それは、僕の量刑が適当なものになるようにということと、場合によっては冤罪ではないかという事の最終チェック作業のように感じられました

検察官によっても違うのと思いますが、少なくとも僕の場合、担当の検察官が声を荒げるようなことは一切なく、時系列に沿って供述調書を1ページ、1ページめくりながらやり取りします

あくまで文書ベースなので、たまに文字面の解釈の違いなどがありましたが、丁寧に説明するように心がけました

一通り確認が終わると、検察官の方でも報告書のようなものを作成し始めました

そこで登場したのが、ここまで案内してくれた謎の若い男性

検察官が声を出して報告書の文面を口頭で話すと、彼がパソコンに打ち込みます

未来の検察官候補がアルバイトでやっているのか、既に公僕の身なのかはわかませんが、割と整ったリームワークで報告書作成が進んでいきます

僕の印象ですが、検察官はあくまで第三者目線で書類を作成しているように感じました

これが吉と出るか凶と出るかは結果が出るまで分かりません

弁護士は、当日結果が出ることはまずないと言っていましたが、僕としては今日結果を出してほしいと望んでいました

その中で報告書の作成が終わり、印刷したものの内容を確認するように言われました

この点は警察と同じです

手渡された書類を注意深く確認しましたが、齟齬があるように見受けられなかったので、この内容で問題がない旨を検察官に伝えました

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