盗撮という犯行を犯してからこの時点で3か月以上経過しています
僕の場合はその場で逮捕ではなく、被害者が被害後に警察へ相談してから犯人(僕)に行きつくまで、僕は普段通りの生活を送っていました
実はその間に車を新車で購入していました
購入とはいっても納車まで丸二か月かかるとのことで、ディーラーで注文後、銀行で自動車ローンの最終審査の結果待ちという状態だったので、はじめて警察から取り調べを受けた翌日にディーラーへキャンセルをしに行きました
すでに売買契約を結んでいたので基本的にはキャンセルはできませんし、仮にできたとしても、いくらかのお金を支払う必要があると思ってディーラーに行きました。
盗撮が原因であることは伏せて、「会社を辞める可能性があり、車を維持できない可能性が高いため、キャンセルさせてほしい」と申し出たところ、担当の営業は以前から親しくしている方でしたが、さすがに顔がこわばっていました
結果的に無償でキャンセルすることはできましたが、二度とそのディーラーに入ることはできないと思いました
会社や家族以外の方から、今回の一件で信用を失っていくことを肌身に感じた瞬間でした
そしてなにより、ディーラーに頭を下げる過程で自分がとても情けなく感じましたし、今後、これまで当たり前にできていたことができなくなっていく怖さを実感しました
この時点ではその影響がどこまでなのか詳細に把握することは難しく、それを少しでも小さなものにしようと考えていました