インターネットで「労働局とは?」で検索してみると、労働局は厚労省に属しており、労働者と雇用者間でトラブルになった際に、過去の事例や判例をもとに相談を受け付けてくれる組織のようです
商品やサービスの取引における、消費者相談センターのような位置づけなのかなと思いました
労働者側のスタンスで相談に乗ってくれるので、参考になるアドバイスをもらえるかもしれないと期待しましたし、なにより無料です
早速、近くの労働局労働相談コーナーを検索して、まずは規模が大きめな場所に電話してみました
何回かのコールのあと、声質的に年配の男性が電話に出たので、その方に相談したい旨を伝えたところ、僕の事情を聴かれました
かなり年配そうな声だったのでいささかの不安を覚えたものの、事情を話さないことには相談も何もないと考えて、僕が盗撮を犯したことにより、会社の退職届を提出するか迷っていることを伝えました
すると電話口の男性は、「退職届を提出しても会社が受理しない限りは退職できない」と言いました
確かに受理するかどうかは会社の意思によりますが、労働者が退職の意思を示して2週間を経過すれば、会社が受理しようがしまいが雇用契約は終了するはずです
会社が退職届を受理するかしないかではなく、過去に同じようなケースがあった場合のアドバイスを伺いたかったのですが、男性は同じことを繰り返すばかりで全く会話が進展しません
これ以上電話しても無駄だと思い、その男性に断って電話を切りました
あきらめようかと思いましたが、もう一か所電話しようと思い、近隣の他の自治体の労働局労働相談コーナーを探して電話してみました
電話に出たのは女性でした
同じように事情の説明を求められましたが、相手が女性という事もあってやや逡巡しました
ですが僕が考えていたよりも、女性は淡々と話を聞いてくれます
事情を話し終えると、上司に内容を相談してから折り返し僕に回答いただけるとのこと
先ほどの男性と比べて、その場で思い付きのことを話すのではなく、組織としてきちんとした対応をしてくれました
そして折り返しの電話を待つことになりました