労使がお互い合意の上で雇用契約を解除することを促されることを退職勧奨と言います
会社から呼び出され、まさに僕も退職勧奨の打診を受けたところです
初めて聞かされた時は、予想していたこととはいえ、なかなか言葉が出てきませんでした
それでも、ようやく「そうですか…」と言葉を絞り出した後に、会社側からそこに至った経緯を聞かされました
「会社としてもそのまま雇用し続けることができないか検討したが、解雇をしないまでも何らかの懲戒処分は避けることはできないことから、処分後に会社内での立場が悪くなり、周りにも悪影響ができることを危惧している」「転属させることができる場所も現状として用意できない」
とのことでした
また、加えて、あくまでこの提案は現時点でのものであり、仮に僕が断った場合は懲戒解雇処分となることも否定できないと言われました
僕の立場としては、まず解雇を避けることができるという点はメリットがあります
仮に働き続けたとしても、会社側が言う通り会社内での立場は最悪な状況になるのは疑いようがありません
でも、当然ですが会社を辞めるという事は、無職になるという事です
転職活動はしているものの、いまだ内定を得ている訳でもなく、次の職場が見つからなければ無収入になってしまいます
解雇にならないという事は転職活動の追い風になることは確かですが、いずれにしてもこの場で結論を出すことはできませんし、事前に弁護士から回答は持ち帰るよう伝えられていたので、会社側には持ち帰って検討する旨を伝えて、今回の打ち合わせは終了することになりました
会社から言われた回答期限は1週間後
受けるか受けないか
それぞれメリットとデメリットがあるので簡単には決められそうにありません
自宅までの足取りはとても重いものになりました