ある日、突然社用のスマホあてに知らない番号から電話がかかってきました
僕の場合、家宅捜査の際に私用のスマホは警察に押収されていましたが社用のスマホは押収されませんでした
社用のスマホで盗撮はしていないので中に犯行動画は入っていませんが、社用スマホはなぜ押収されなかったのか、今でも疑問です
とにかく、社用スマホがあるおかげで外部との連絡手段は手元に残されていました
ちなみに、職場から連絡があった際に、職場や警察とのやり取りのために返却は必要がないことを伝えられています
電話に出ると、担当の刑事から4日後の週末に警察署に来てほしい旨を伝えられました
初めて警察が自宅に来た日から数えると1週間半ほどです
前回の記事でも書きましたが、僕は良くも悪くも物事の進展を望んでいたので、変なテンションで電話で会話したことを今でも覚えています
おそらく刑事もなんでこんなにテンションが高いのか変に思っていたと思います
しかしながら一つだけ不安なことがありました
それは、呼び出されて警察署へ行った際にそのまま逮捕されるのではないかという不安です
弁護士からはその可能性は低いとは聞いていましたが、低いとはいえ可能性があるという点が怖くて仕方ありませんでした
僕の場合は逮捕されずに在宅捜査でしたが、職場からも自宅待機が言い渡されていますので、毎日仕事に行かないこと以外は、一見普段通りの生活を続けられています
ところが逮捕拘留されるとなると、しばらくの家へ帰ることができませんし、マスコミに報道されるリスクも高まります
一般的に有名人や公務員、社会的地位が高い人以外は、逮捕されなければ実名かどうかに関係なく報道はされないと聞いていました
マスコミの報道されてしまうと、それこそ家に帰った後もそれまで通りの生活を送ることは難しくなるでしょう
学校に通う子供たちへの影響や転職先を探す際に甚大な影響があります
そこで、ネットで知ったフレーズで刑事に聞いてみました
「寝泊まりする準備は必要ですか?」
これは暗に家に帰れますかと聞いているのですが、刑事からはその必要はないと聞かされてホッと胸をなでおろしました
電話を切った後、さっそく弁護士へ連絡しました
コメント