一度してしまったことは覆りません
警察沙汰になってからというもの、被害者への謝罪の気持ちや反省ももちろんですが、これから家族をどう養っていくか、毎日後悔の連続です
ですが、まさに覆水盆に返らずなので、現状からどのようにリカバリーしていくかという方向にできるだけ頭を切り替えるようにして、「盗撮する前に戻りたい」とか、「盗撮をしていなかったら今ころは」などを、極力考えないように封印するようにしました
外を出歩いているときに、購入予定だった車が走っているのを見かけたりだとか、幸せそうな家族を見かけたりすると、押し込めていたそれらの思いがフラッシュバックします
それに加えて、女子高生などのスカートをはいた女性を見かけたときは未だに意識して目をそらすようにしています
そのような日常は普通のものではなく、僕が性犯罪者だからこそのものなので、いずれは意識しない毎日を送りたいと考えています
しかし、性犯罪から更生しようがしまいが、盗撮を犯した性犯罪者に対して社会の目は当然として厳しいものです
僕が仮に人事担当者だったら、盗撮を犯した性犯罪者を雇用することは絶対にないと思います
また、転職はそもそも簡単なものではなく、収入や労働時間などの待遇、これまでの経験、働き甲斐などがかみ合ってようやく決断できるものなので、それに加えて自分が盗撮犯であることの事実がどれだけの影響があるかこの時点では未知数でした