盗撮による3度目の取り調べ

今回の警察からの呼び出しで、3度目の警察署になります

前回の呼び出しでは犯行当時の状況が思い出せないまま中途半端に終わったので、なるべく当時の状況を説明できるよう、努力して思い出しましたがそれでもやはり限界はあります

被害者の女子高生が警察に説明した当時の状況から、自分だったらこうしただろうと肉付けしたストーリーを思い描きましたが、それこそ事実なのか妄想なのかわからなくなってしまいました

女子高生が事実を言っている保証もなく、すべて乗っかってしまうと、自分が犯した犯行以上の内容を認めることになりかねず、どのように警察に説明したものかだいぶ悩んだ結果、確度が高そうな内容は積極的に話して、そうでないことは警察に聞かれるまで自分からは話さないように決めました

また、前回もそうですが逮捕されて家に帰ってこれないリスクも頭をよぎり、妻と子供たちの顔を頭に焼き付けて家を出ました

今回も受付の警察官に担当の刑事を呼び出してもらい、刑事との会釈もそこそこに、取調室での調書作成が始まりました

午前中は身上調書と言って、僕の生い立ちや経歴から始まり、家族情報、学生生活がどうだったかなどを事細かに聞かれました

僕は学生時代いじめにあっていたのですが、そういった他人には言いにくいことなども詳細に説明しました

ただ、これは淡々と記憶に従って警察に説明するだけなのでそれほど苦痛を感じませんでしたが、本番は身上調書の作成が終わってお昼休憩をはさんだ後、午後から始まった供述調書の作成でした

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