弁護士とカウンセラーの見解

僕はこの時点で現在の会社から懲戒処分を言い渡されたわけではありません

ですが、解雇されてしまうとその時点から無職になってしまうわけですから、リスクヘッジしなければなりませんし、そのタイミングいつのことになるのか見当もつきません

また、正直なところ自宅待機の毎日は時間を持て余しているので、一応のところ就業時間をさけて転職サイトからよさそうな求人を検索していました

この間に通院していた性犯罪更生のカウンセラーからは、「懲戒解雇、あるいは罰金刑になろうとも、基本的に次の職場(転職先)が知ることはできないのだから、自分の不利になることは話さず、これまでの経験をもとに積極的に転職先を探しなさい」と言われていました

加えて。「仮に、何らかの理由で次の職場に事情が発覚してしまっても、それはその時に謝るしかない」つまり、悪い可能性を考慮しての転職活動は避けなさいとのことでした

僕の弁護士からは、「現在の会社に残ることができるのであればそれが一番のベストだと思うが、どうしても働きづらい環境になることや、キャリアアップが望めなくなるなど一定の影響は避けられない」「昔と違って次の職場から前の会社へ問い合わせすることは法的に認められなくなっているので、自分から話さない限りは、次の職場が転職する事情を把握することは難しい」と言っていました

そこで、インターネット上では転職先が採用後に後から事情を把握したときは、転職先でも懲戒解雇になる可能性があると書かれていましたが、カウンセラーの言う通り、まずは自分が働くことができる場所を見つけることが先決だと考えました

もし、転職先で懲戒解雇となっても再びスタートに戻るだけです(中には転職後の給与返還を求められることもあるという情報も見ましたが、実は定かではありません)

そういう意味では、これ以上失うものはないというマインドでした

そこで、転職のスタンスとしては、

1 盗撮を犯したことは、刑事的な処分が未定なので話さない                                 2 転職理由を聞かれたときは、労働環境が合わなかったためということにする(あくまで嘘ではない)                                           3 退職証明書や離職票の提出を求められた場合は、その先の選考を辞退する

ということにしました

冒頭に書いた通り、僕はまだ在職中なので、履歴書に退職理由を書く必要は今のところありません

言い方は悪いですが、会社と検察からの処分が未確定の状態で転職活動をする方が都合がいいのではないかと考えました

履歴書はその時点の自分の情報を記入すればいいので、仮に今後懲戒解雇となったとしても改めて提出する必要はないのです

決して後ろめたい気持ちがないわけではありません

ですが、こうして転職活動に本腰をいれることとなりました

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