4~5人の警察と僕とで、まずは寝室の捜索から始めることになりました
まだ学校の登校時間よりも早い時間(確か8時前くらい)で子供たちは在宅しており、子供たちには自分の部屋にいるように伝えました
僕は片付けが下手なので、部屋の中はとても汚くて、床にいろいろのものがゴロゴロと転がっている状態でした
警察が捜索書類と私が一枚の写真に納まるように写真を撮影して、まずはパソコンとスマートフォンの所在について尋ねられました
スマートフォンは私用と会社から貸与されているものの2台持っており、私用のパソコンは古くて使用いないものと、会社から貸与されているパソコンがあります
私の場合、盗撮はすべてスマートフォンで完結しており、パソコンへデータを移すことはしていません
そして実際のところ盗撮は何度も試みましたが全て失敗しており、AVなどのネット上で公開されているような動画を撮影することはできませんでしたので、その都度データは削除していました
犯行に使った私用のスマートフォンは警察に手渡し、雑然とした部屋の中から先ほどの古いノートパソコンを掘り出して、中に盗撮データがないことを警察と相互に確認しました
また、部屋の隅から古いCD-Rが出てきたので、その内容をノートパソコンで確認しましたが、家族の動画か、データが何も入っていない未使用のものでした
再生した家族の動画の中には亡くなった祖母が映っており、とても情けなく思ったのを覚えています
私用のスマートフォンと社用PCを押収され、社用のスマートフォンと古いパソコンは押収されませんでした
その後居間に行き、盗撮当時着ていたとされる上着と通勤バックを押収され、続いてほかの部屋や、外の物置、車の中なども順次捜索されましたが、それ以上押収されたものはありませんでした
そして再び警察の車両に乗車して警察署へ行くことになります
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