盗撮を犯して警察のお世話になったあと、初めて妻と話し合いました

妻の顔は涙でグショグショでした

それでもここに来るまでは必死に我慢していたそうです

妻の顔をこんなにしてしまったことに対して改めて罪悪感を感じました

妻が言うには、僕が盗撮という性犯罪を犯してしまった原因は、妻が僕の悩みやストレスを事前に改善できなかったことが原因だと言います

でも、僕は妻には全く非がないと思っていたし、事実としてそうなので、盗撮の原因は僕の異常な性癖が原因で、妻は全く悪くないということを伝えました

加えて、今後盗撮が原因で実名報道されるかもしれないこと、子供たちを養っていくためには離婚することが一番望ましいと伝えました

その時、妻はすごい勢いで怒ってきました

まず、盗撮は被害者の方に対して身勝手極まりない犯行であること、そのうえ、これからどうするか僕が一方的に決めるのはさらに身勝手であると言います

妻の言うことはもっともだと思いました

そして愕然としたのは、このタイミングで初めて僕は被害者の存在をきちんと認識しました

目を背けたかったんだと思いますが、これまで僕は盗撮という犯行を起こしてしまった現状に対しての自分の身の振り方と、家族の今後の生活のことばかりに気を取られ、被害者の方とご家族に対しての反省という感覚が全くと言っていいほどありませんでした

妻が話してくれたように、一般的な正常な感覚であれば、被害者の方への謝罪の気持ちであるとか、反省の考えが頭に浮かんでもよさそうなに、僕はその意識が希薄でした

思い返すと、僕はやはり正常な感覚からずれているのだと認識せざるを得ません

これまで、僕の意見と妻の意見が相対したときには僕の意見を優先してきた傾向がありましたが、この時以降、妻の意見、考えを尊重することにしています

とりあえず、この時の話し合いでは離婚することについては早急に決断しないこと、報道されるかどうかはまだわからないのだから、子供たちにはこの話を伏せておくことにしました

幸い僕の場合は逮捕されずに在宅捜査ですから、今後警察からの呼び出しがある都度、今後のことを二人で考えようということになりました

妻は大変なショックを受けているにもかかわらずとても気丈でした

それに比べて僕は目先のことばかりに気を取られ、全体を把握するにはまだ時間が必要だと感じました

そして再び車を走らせて帰途につきました

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